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ブロックを繋ぐだけで Python が動く ― 画像処理・AI・ロボットを1画面で組む「BlockPy」

ブロック(ノード)を線で繋ぐと、そのまま Python 処理として実行される ― プログラムを書かずに、データの流れ(フロー)を組み立てて動かす。それが当社のビジュアル・フロー・プログラミング環境 BlockPy です。見た目は Node-RED のようなノードエディタですが、中身は本物の Python。OpenCV・PyTorch・ROS2・NumPy といった Python 資産を、そのままブロックとして繋げます。画像処理・AI・ロボット・IoT を、1画面で試作から運用まで。当社の AI 製品 LUQUA と連携し、AI エージェントにフローを組ませることもできます。

デモ映像

※ BlockPy の画面と使い方を、ArUco マーカーの例で一通り解説した映像です(音声ガイド付き)。

BlockPy とは ― 「繋ぐだけ」で Python が動く

BlockPy のブロックは、それぞれ入力ポート/出力ポートを持ち、型がついています(画像・数値・文字列…)。「Timer → 処理 → 表示」のように配線するだけで、データが流れて処理が動きます。

BlockPy は 1682 ブロック / 106 カテゴリ / 96 ツールボックス / 2 GUI
BlockPy は 96 ツールボックス・1682 ブロックを内蔵。OpenCV から LLM・VLA、ROS2、可視化ダッシュボードまで、現場のデータフローをそのままブロックで組めます。
  • 中身は本物の Python ― OpenCV・PyTorch・ROS2・NumPy などをそのまま利用。組んだフローは Python コードにコンパイルもできるので、「プロトタイプ → 製品」の断絶がありません。
  • 3つの入口・1つのエンジン ― ブラウザの Web GUI/デスクトップの PyQt GUIAI エージェント(MCP) の、どこから触っても同じブロック・同じプロジェクトが動きます。
  • 豊富なブロック ― OpenCV・LLM/VLM・VLA・ROS2・dora・RealSense・ダッシュボード監視のほか、LabVIEW・Simulink・Node-RED・TouchDesigner 相当の機能まで内蔵しています。

実際の画面で見る ― ArUco: 生成 → 検出 → 表示

具体例として、ArUco マーカー(ロボットやカメラの位置合わせに使う四角い目印)の「生成 → 検出 → 表示」を組んでみます。必要なのは、たった 6 ブロックです。

BlockPy の画面。左にブロックパレット、中央にArUcoパイプラインのフロー、右にプロパティとImage Viewer
BlockPy の画面。左: ブロックパレット / 中央: フロー / 右: プロパティ・Image Viewer / 下: ログ。「マーカー生成 → 検出描画 → 分岐(Tee)→ 表示/保存」を 6 ブロックで構成しています(外部画像は不要)。

ポイントは、生成ブロックを Read(ファイル/カメラ)に差し替えるだけで、そのまま実写・ライブ映像の検出に拡張できること。試作でそのまま運用につながります。

▷実行するだけ ― 結果がその場でライブ表示

フローができたら、「実行(1回)」を押すだけ。各 Viewer ブロックと右パネルに、検出済みの画像(緑枠 + ID)がライブで表示され、ログには処理イベントが実時間で流れます。

左: 生成された3つのArUcoマーカー(ID 0/1/2)、右: 検出結果(緑枠とID表示)
実データの出力。① 生成ブロックが 3 つのマーカー(ID 0/1/2)を作り、② 検出ブロックが緑枠と ID を描いて返します。すべて BlockPy の中だけで完結します。

なぜ「繋ぐだけ」で動くのか ― BlockPy は、入力データが揃ったブロックから自動的に発火するデータフロー方式で動きます。処理イベントは WebSocket で GUI にライブ配信されるため、「配線 → ▷実行 → その場で結果」がすぐ回ります。時系列処理も同じ発想で、「Timer 50ms → sin/cos(Python 式)→ グラフ」と繋げば、10Hz でリアルタイムに波形が描画されます。

何ができる・何が便利か

BlockPy は、1つの環境でビジョン・AI 推論・ロボット制御・可視化・信号処理・文書生成までカバーします。

画像・ビジョン / AI推論 / ロボティクス・IoT / 可視化・監視 / 信号・制御 / データ・文書 の用途一覧
現場のデータフローを、そのままブロックに。画像処理から AI 推論、ロボット制御、可視化、信号処理、文書生成まで、同じ画面の中で組み合わせられます。

便利さは、大きく3つです。

  1. すぐ試せる・すぐ見える ― ブロックを置いて配線 → ▷実行。結果は Viewer・グラフ・ログに即反映。カメラ・センサ・AI・可視化を「配線」で試して、そのまま運用へ。
  2. Python 資産を書かずに活用 ― OpenCV / PyTorch / ROS2 / VLM を、型付きブロックで安全に接続。フローは Python にコンパイルできます。
  3. AI エージェント & Web 連携 ― AI(LUQUA)が MCP 経由でフローを自動生成・編集。ブラウザだけで、社内 LAN のどの端末からでも操作・共有できます。

「ブロックを繋いで動かす」という点では MATLAB Simulink に近いですが、BlockPy は Python ネイティブ・AI 連携・Web・ロボット I/O の面で違いがあります。

観点 MATLAB / Simulink BlockPy
ライセンス 商用(本体 + Toolbox) 無償(OSS 想定・Python 資産)
実行基盤 MATLAB ランタイム前提 Python ネイティブ(OpenCV/PyTorch/ROS2 直結)
AI 連携 商用 Copilot 中心 LLM/VLM/VLA + MCP でエージェント連携
Web Simulink Online(別製品) ブラウザ完結の Web GUI を標準装備
ロボット I/O Support Package を追加購入 ROS2 / dora / RealSense を同梱
得意分野 連続時間モデル・認証済みコード生成 AI・ビジョン・現場 IoT の統合

どちらが上ということではなく、向き・不向きがあります。

  • BlockPy が向くケース ― カメラ・画像・AI 推論を含む現場システムの試作〜運用/ROS2・dora などロボット・エッジ機器との連携/ブラウザで複数人が触る・AI に組ませたい/ライセンス費用を抑え、Python 資産を活かしたい。
  • Simulink が向くケース ― 連続時間の物理モデル・制御系の厳密なシミュレーション/車載・航空など、認証済みの自動コード生成が必須の領域。

まとめ

  • 繋ぐだけで動く Python フロー環境 ― 画像処理・AI・ロボット・IoT・可視化を、1画面で試作から運用まで。
  • 視覚的にすぐ分かる ― ArUco の「生成 → 検出 → 表示」を 6 ブロックで組み、▷実行で結果が即ライブ表示。
  • 本物の Python ― OpenCV/PyTorch/ROS2 をそのまま使い、フローは Python にコンパイル可能。
  • 3つの入口・AI 連携 ― ブラウザ・デスクトップ・AI エージェント(MCP)から同じフローを動かし、LUQUA がフローを自動生成。

「現場のデータの流れ」を、そのまま目に見えるブロックにして、すぐ試し、そのまま運用へ ― BlockPy は、画像処理・AI・ロボットの開発を一気通貫でつなぐ、当社の開発基盤です。デモやご相談を承っています。

この技術や導入について、お気軽にご相談ください。

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