施設の巡回・点検・案内を、人手に頼らず自律で。GUARDIAN は、四脚ロボットの上で「知覚・制御・認知・対話」を統合し、施設内のサービス業務を自律で遂行する当社のロボットプラットフォームです。LLM・音声合成・検索までを含めてすべてオンプレGPUで完結し、クラウド接続を必要としません。
デモ映像
GUARDIAN とは ― 4つの層で「考えて動く」
GUARDIAN は、人の情報処理になぞらえた4つの層を1台のロボットの上で連携させています。
- 知覚(見る) ― カメラとLiDARで、人・物・ジェスチャをリアルタイムに認識します。
- 制御・ナビゲーション(動く) ― 自己位置推定と経路計画で自律移動。多層の衝突回避で安全を確保します。
- 認知(考える) ― ローカルの LLM / VLM が状況を理解し、次にとる行動を決めます。
- 対話(話す) ― 音声で受け答えし、施設案内・問い合わせ対応などをこなします。
移動プラットフォームには四脚ロボット(Unitree Go2)を採用し、実機とシミュレーションを同一構成で運用しています。シミュレーションで検証したシナリオを、そのまま実機へ展開できます。
フルローカルで完結 ― クラウド不要
GUARDIAN の大きな特長は、LLM・VLM・音声合成・検索までを含む全コンポーネントがオンプレGPUで動くことです。外部クラウドに接続しないため、機密環境やオフラインの施設にも導入できます。データを外に出さずに高度なAI機能を使える点は、施設運用における実務的な強みになります。
実証 ―「消火器の点検を始めて」の一言で
フラッグシップの実証として、消火器の自動点検をエンドツーエンドで確立しました。音声指示ひとつで、次の一連の流れを完全自律(人手介入なし)で遂行します。
- 音声で指示を受ける ― 内容を復唱し、記録を開始
- 巡回計画 ― 点検地点を最短順で自動決定し、順にナビゲーション
- 対象の正面へ ― 到達可能な最適位置を動的に解決して接近
- 撮影・一次判定 ― 正面+左右から撮影し、AIが物体検出と画像理解で一次判定
- 証拠保存 ― 撮影・判定を、後から改ざんを検出できる形で記録
- 帰還・帳票 ― 定位置へ戻り、点検帳票を自動生成
実面積規模の施設マップ上で、5地点すべてを訪問・撮影し、定位置帰還までを約17分で完遂しました(全行程自律・人手介入なし)。
まとめ
- 動くシステムである ― 音声指示から帳票出力・定位置帰還まで、人手介入なしのエンドツーエンド実証を完了
- フルローカルで完結する ― クラウド不要でオンプレGPUに完結。機密・オフライン環境にも導入可能
- 拡張できる ― 点検にとどまらず、案内・巡回・搬送補助などの業務へ展開可能
GUARDIAN ― 人と共に歩む、知性ある守り手。